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「夕凪の街 桜の国」 こうの史代

2005年に話題になってからいつか読もうと思ってた漫画。
kounofumiyo.jpg

双葉文庫の新刊で置いてあったので、ようやく手に入れました。

第1話の「夕凪の街」
原爆が落とされてから10年。惨状を目の当たりにし、その記憶と向き合うことに躊躇しながら、母親とひっそり暮らす皆実が主人公。

第二話「桜の国(一)」は皆実の姪である小学生の七波が主人公で、「桜の国(二)」では、その七波が28歳になってます。

あの日から10年経ち、貧しくとも平和な暮らしのなかでふとした瞬間に感じる空虚さ。

自分が幸せをつかもうとするとき、襲ってくる罪悪感。

「おまえの住む世界はそちらではない」
一変した日常の風景、家族や友達、道行く人、数え切れない死を見過ごさざるを得なかった状況が残した心の傷の深さが胸に迫ります。

また自分たちの命を奪おうとする明確な意思の存在を、身をもって知るとはなんて過酷なことでしょう。

といっても、素朴な絵柄とちょっととぼけた性格のキャラクター達のおかげで、読後感は決して悪くありません。

特に「桜の国(二)」の後半、桜の舞い散る場面が少し切なくて、でも幸せな感じでとても好きです。

著者のあとがきからは、その誠実そうな人柄が感じられ、この人だからこそ描けた物語なんだなと思いました。

お勧めです。







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  1. 2008-11-14(Fri) 13:57:49|
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