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浮雲 成瀬巳喜男監督

浮き雲

1955年公開

主演の高峰秀子が魅力的。

内容は、救いようのない駄目男とそれを分かっていながら別れられない女の腐れ縁。

外地で愛人関係になり、内地に戻ったら妻と別れるといってたのにやっぱり別れないとか、彼女と旅行中に知り合いの奥さんに手を出しちゃうとか、子供ができても知らん顔とか、もう最悪。

女のほうも何度もつっぱねるのに、また自分で戻っちゃうんだな。

どちらも弱い。そのだめだめシークエンスにいらいらしながらも、どちらも分かっててやってるみたいな諦め感が漂っていて、しょうがないのか...と何となく最後まで見てしまいました。

最後の道行きに、今度こそ落ち着くのか?と思うと、この結末。
でも思わず涙してしまいました。ちょっとだけ。

解説によると、原作はもっと救いがないのだそうです。
脚本の水木さんは林芙美子ほど男に絶望してなかったとか。
なるほど、このラストでよかったと思います。

しかし、この淡々とした演出もいいですね。
同時代の映画をほとんど見てないので、監督や脚本によってどれぐらい違うのか分からないけど、あまりどぎつい見せ方をしないというか、奥ゆかしいというか。

しかし、銭湯というか外湯が、普通に男女混浴だったのにびっくりしました。
当時はそういうものだったのかしら。
そういや「ナショナルジオグラフィックが見た日本の百年」にもそういう写真があったような。



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  1. 2010-05-16(Sun) 21:28:32|
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いのちの食べかた

2005年製作のドキュメンタリー。
原題 Unser taglich Brot
いのちの食べかた

私たちが口にする食材が、どのような過程を経てお店に並んでいるのかを見せてくれます。

アレルギーが出始めてから、食に関心をもっていろいろ調べてきたので、見ておきたいと思っていました。
実際に映像を目にすると、あらためていろいろ考えさせられます。

多くの場面で、その大規模なオートメーション化に驚かされました。

機械で仕切り箱に振り分けられるひよこ。機械からどんどん吐き出される様子は完全にモノです。

ベルトコンベアーで流れてくる家畜。

ナレーションも音楽も一切なしなので、見ているうちに何をしてるのかが分かってきたりします。

たとえばこんな場面。
1頭のつながれた牛。
人間がもう一頭連れてきて、何やらけしかけていると、突然後ろ足で立ち上がります。
あ、なるほどと思うと、かたわらの人がさっと精子を採取。それが終わると引き立てられていく雄牛。そのわきにずらっと繋がれた雄牛たちの姿。それがガラス越しに見える真っ白な部屋で、白衣を着たひとがひとりで黙々と働いています。おそらく人工授精。乳牛は牛乳を出すため、つねに妊娠しなければならないので、人工授精のほうが効率がいいのでしょうね。

屠殺シーンもありますが、にわとり、豚、牛と大きくなるにつれ、個体差が大きくなるようで、人間の作業が増えていきます。
それでもかなりの部分は機械まかせ。
ぶらさがって流れてくる豚の足を、黙々と切りつづける作業員。

動物ばかりでなく、農業の様子も映し出されます。

ハウス栽培、農薬散布。

印象に残った場面のひとつは、レタスらしきものを包む作業。
夕暮れのなか、ライトをつけた車がじわじわと動く後ろに人間が一列に並び、いっしょに前へ進みながら、手作業で野菜をビニールで包んで行きます。
膝立ちで、けっこう体に負担がかかりそうです。

オリーブの木を機械でブルブル震わせて実を落とす様子は、なんとなくユーモラス。

他にも養殖鮭の解体や岩塩採掘現場など。

合間に、もくもくとお昼を食べる従業員たちの姿が差し込まれます。

これらの映像をどう受け止めるかは、見るひとに委ねられていると思います。

その見事に効率化された現場は、私たちがより安いものをいつでも手に入れることができるためなんだと思うと、複雑な気持ちになりました。
それも、その恩恵を受けているのは、一部の先進国なわけで。
もちろん働くひとの負担を減らすことにもなっているでしょうけど。

でも、本来は機械製品のように規格どおりにできない農作物や動物をそのように扱うことで、いろいろなゆがみが出てきているような気がして、不安を感じます。

いろんなことがそうですが、これが正解なんてないから、ぐるぐる考えてしまいます。

ありきたりだけど、結局は食べ物を残さず感謝していただくということなのでしょうか。

食に限らず、表からは見えにくい様々な事情を目にするたび、個人のできることなんて。。。と思いそうになりますが、それでも知っておきたいし、自分なりの選択をしたいです。





  1. 2009-07-09(Thu) 13:26:36|
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ネバーランド

neverland.jpg


ピーターパンという作品が生まれた背後にあった、劇作家とある家族のつながりを描いたお話し。

ファンタジーを信じられなくなった子供と信じ続けたい大人。

子供は傷つきながらも、一生懸命大人への階段をのぼってるし、

大人だって一生懸命大人であろうとしている。

誰も悪いひとはいなくて、みんな弱くて、でもがんばっているのかなと思いました。

ピーターパンのお話しをかなり忘れていたけど、ところどころ差し込まれる舞台の場面で、少し思い出しました。

ラスト近くのピーターパンのセリフでは、子供たちの「どうしよう!」という表情にほとんど同調してしまったけど、次の瞬間のおばあちゃんの姿が可愛らしかったです。






  1. 2009-06-07(Sun) 00:12:49|
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シービスケット

友達に借りた映画。

ストーリーはかなり直球。
世紀の大レースの後、どう展開するか予測ができても、ほろりときました。

敗者復活、決してあきらめない。こういうの弱いです。

食卓でディケンズの一節を暗唱するような家庭に育ったジョニーは、アメリカの大恐慌による一家の破産で、あっという間に社会の底辺に落ちてしまいます。
はさみ込まれる当時の写真やジョニーの落ちぶれぶりから、そのダメージの大きさが伝わってきました。
映像はインパクトが強いですね。当時の市民の生活がどんなものだったのかと考えさせられました。

失意のどん底にいたジョニーの人生は、シービスケットとそのオーナーであるハワード氏、調教師のトムと出会うことで、大きく転換していきます。

主演の3人の役者が光ってました。
トビー・マグワイアが演じる、もろさと強さを感じる主人公。
友人のジョッキーに、淡々と指示を出していくシーンにぐっときました。
ジェフ・ブリッジズは「恋のゆくえ」の役柄が好きなのですが、年を取っても、そこはかとない色気を感じられていいですね~。あと、クリス・クーパーの職人っぽい雰囲気もよかったです。

公開当時、レースシーンの迫力が話題だったように思いますが、なんかこう...馬を間近で見たくなります...単純?



  1. 2009-04-14(Tue) 12:57:35|
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JUNO

高校生のジュノの予期しない妊娠が発覚するところから始まるこの映画。

最初は、ジュノのあまりのドライさと、なんだか斜に構えた態度に、見てて居心地の悪い感じがしました。なんか言動がおっさんくさいんですよね。

でもそれがティーンネイジャー特有の虚勢なのかな?なんだやっぱり子供なんだと思えてきたあたりからじっくり見ることができました。

興味をひかれたのは子供を引き取りたいという夫婦の関係。
子供がどうしても欲しいという妻と、実はそれほどでもなかった夫。
ジュノが彼らの日常に入り込んだことはあくまできっかけで、彼には覚悟がなかったのですね。
「いつ大人になるの?」という妻の言葉が印象的でした。
妻の切なさも分かるし、夫のあやふやさも分かる気がするし(でもこの役柄はかなり身勝手!)、親になるって...と思わず考えさせられました。いえ、全然そんな重い映画じゃないんですけど。

ふと思い出した友達の言葉
「10ヶ月かけて体が変化していく間に、母親になる自覚ができてくるのかも。
人間の体ってうまく出来てるなと思う。」
でも体が変化しない男の人はどうするんだろう。

何も気にかけていないようなジュノも、体の変化や周りのひとたちとの関わりのなかで、迷ったり傷ついたり、いろんなことに気付きながら成長していきます。

ボーイフレンドとの顛末はちょっとあっけないけど、最後のふたりは本当にほのぼのしてました。






  1. 2009-04-03(Fri) 13:13:34|
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